初めてのオカリナ選び
これからオカリナを手にしてみようと思ったときに、調べてみると色々な「調」やメーカーごとにも「グレード」があり、実際にどれを選んだらいいか迷ってしまう方も多いと思います。現在、一般的に最初に持つオカリナは、当工房で「アルトC」管と表記されるオカリナであることが大多数です。
これからオカリナを始めようという方は、「アルトC」管をおすすめします。
同じ調の管として「ソプラノC」管がありますが、「アルトC」管に比べて甲高い音色のモデルになっています。
音色の好みで選んでも問題ありませんが、「ソプラノC」管は「アルトC」管に比べて、細身で小さいモデルになっています。
手の大きな方ですと、持ちにくいと感じる場合があるかもしれません。
他にもF管とG管という調の管がありますが、各管の音域については下記の音域表をご確認ください。
当工房のオカリナのグレードや調についてご質問がある際には、お気軽にお問い合わせください。
各モデルのご紹介
POPOLOオカリナは、幅広い層の愛好家にたのしんでいただけるように「スタンダード」「漆調」「コンチェルト」の3つのグレードをご用意してります。POPOLOスタンダード
POPOLOオカリナのエントリーモデルです。持ちやすさや運指のしやすさに重点を置いて設計しました。初心者の方や肺活量の少ない方でも鳴らしやすいように、POPOLOラインナップの中では少なめの息で演奏できるモデルです。
POPOLO漆調
イタリア発祥のオカリナで、「和」のテイストを表現したい想いから、日本古来の技法を用いて、漆塗りのような風合いに仕上げました。(本物の漆ではありま せん。)音質や音量はスタンダードモデルよりワンランク上のモデルです。オカリナの形状はコンチェルトと同じですが、音質を比較すると、輪郭のはっきりし たやや硬めの音になります。
POPOLOコンチェルト
焼き物本来の手触り感を大切にした炭化焼成モデルです。素焼きで仕上げることにより柔らかな音色を表現し、スタンダードモデルに比べて息の量は必要です が、音のボリュームを出せるモデルになっています。表面の処理は化学塗料等を一切使用しないことにより、塗料によるアレルギーが心配な方にもおすすめで す。
音域表
POPOLOオカリナの音域表です。
運指表
下記の運指表はC管の場合です。
F管では「ド」の部分が「ファ」、G管では「ド」の部分が「ソ」になります。